児童発達支援とは

児童発達支援とは0歳~6歳までの未就学のお子さんで育ちの凸凹、
医療的ケアが必要なお子さんに対し様々なプログラムを通して、
日常的な生活動作の獲得、集団活動への適応、
そして何よりその子の持つストレングス(強み)を伸ばし、
興味を育み「その子らしさ」が育つよう支援を行うサービスです。

事業所番号:0250261575

社会性を育むトレーニング

ソーシャルスキル(社会技能)とは「人が社会で生きていく上で必要な技能」です。
遊びや集団活動を通して楽しみながら社会のルールやコミュニケーションを学んでいきます。

感覚統合トレーニング

感覚統合とは、複数の感覚を整理したり、まとめたりする脳の機能を指します。
感覚には五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)に加え固有受容覚(筋肉の伸び縮みや関節の動きを感じる感覚)、前庭覚(身体の動きや傾き、スピードを感じる感覚)の7つの感覚があります。
姿勢が悪い、感覚が鈍磨又は過敏など体幹や感覚のバランスが悪い部分が多いと、集中できなかったり、落ち着かない様子や極端に不器用に見えてしまうことが多くあります。
感覚統合トレーニングでは楽しみながら様々な遊びや運動、活動を通して刺激を沢山受け、感覚を整えることにより本人が生活していく上での困り感を減らしていきます。

ビジョントレーニング

「見る力」は大きく「眼球運動(対象物を目で追っていく力(追従性眼球運動)、対象から離れている対象へ一瞬でジャンプして見る力(跳躍性眼球運動)、両目の連携(両眼視機能)」「視空間認知(対象物の色や形などを把握する力)」「目と手の協応(目で見た情報で判断して体を動かす力)」の3つから成り立っています。
発達に凸凹のあるお子さんの中にはこうした視覚機能が上手く働かず、ボールをキャッチできない、運動が苦手、黒板の字を板書できない、音読が苦手など生活上や学習面での困りごとを抱えやすい子がいます。
当施設では「CoCoRoマップ」という大画面タッチパネルを使ってのビジョントレーニングに加え日常的な活動の中にビジョントレーニングを取り入れることで視覚機能の発達を促していきます。(※CoCoRoマップは御幸町のみ設置)

個別トレーニング

当施設では、集団活動だけでなく個々の発達や課題に合わせて個別支援を行っています。
 例えば就学を控えた年長児には1対1で文字や数字の認識や理解を深めること、就学後の授業を意識して机に座って活動をすること、基本的生活習慣動作の獲得、個々の発達に合わせた微細運動などを行っています。

一日の流れ児童発達支援

午前クラス0歳児~年少児
午後クラス年中児~年長児
※上記の年齢を基本とし、個々の発達状況・課題を総合的に判断しクラス分けを行います。
8:30

送迎午前クラス

※各保育園・幼稚園又はご自宅等
※場所によっては送迎が難しい場合があります。

9:00

個別・集団療育

11:00

送迎午前クラス

※各保育園・幼稚園又はご自宅等
※場所によっては送迎が難しい場合があります。

12:30

送迎午後クラス

※各保育園・幼稚園又はご自宅等
※場所によっては送迎が難しい場合があります。

13:00

個別・集団療育

15:00

送迎午後クラス

※各保育園・幼稚園又はご自宅等
※場所によっては送迎が難しい場合があります。

午前クラス0歳児~年少児
午後クラス年中児~年長児
※土曜日は午前クラス、午後クラス合同で活動
8:30

送迎

※各保育園・幼稚園又はご自宅等
※場所によっては送迎が難しい場合があります。

9:00

集団療育

11:00

昼食

12:00

送迎

※各保育園・幼稚園又はご自宅等
※場所によっては送迎が難しい場合があります。

医療的ケア児について

当施設では以下の医療的ケアを必要とするお子さんの療育を行っております。

  • 経管栄養(経鼻、胃ろう、腸ろう)
  • 口腔・鼻腔内たん吸引
  • 気管切開部からのたん吸引
  • 気管切開と人工呼吸器管理
  • マスクによる人工呼吸器管理
  • 在宅酸素療法

当施設には、看護師3名在籍(日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法専門コース修了、日本ACLS協会BLSプロバイダー、PEARSプロバイダー、ACLSプロバイダー取得者)、
医療的ケア児コーディネーターが在籍しています。
この他必要な処置等ありましたらお気軽にご相談ください。